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 このブログでは私が面白いと思った論文を紹介しています。昆虫関係の論文を紹介することが多いのですが、その他の論文に関しても紹介していますし、日々の出来事もつれづれに書いています。

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# by g-hop | 2009-12-31 17:40 | 日記 | Trackback(3) | Comments(129)


やまちゃん



美味しいトンコツラーメンを探している。私はトンコツラーメンは豚臭いのが好きなのだけれど世の中はそういうラーメンを嫌う傾向があるようで、最近そういうお店は少ない。

そんな中、東銀座のやまちゃんのスープは豚臭いと聞いたので行ってみた。



うーん。豚臭くない(笑)。大体店内に入って豚臭くないのだからその時点で帰ってくるべきだったのかも。

豚臭くないだけならまあ良いのだけれど、僕の感覚ではこのスープはなんか薄い。でも、九州の知り合いまでもが「こういうのが本場の味」って言うし、私の感覚がずれてるんだろうか。

神戸時代に良く行った灘の「しぇからしか」みたいな味を求めているんだけど。

東京で豚臭いトンコツ出す店を知りませんか?


←おうえんよろしくおねがいします
# by g-hop | 2009-11-14 14:56 | のみくい | Trackback | Comments(0)


カイコの系統間のゲノム比較




Complete resequencing of 40 genomes reveals domestication events and genes in silkworm (Bombyx).

Xia Q, Guo Y, Zhang Z, Li D, Xuan Z, Li Z, Dai F, Li Y, Cheng D, Li R, Cheng T, Jiang T, Becquet C, Xu X, Liu C, Zha X, Fan W, Lin Y, Shen Y, Jiang L, Jensen J, Hellmann I, Tang S, Zhao P, Xu H, Yu C, Zhang G, Li J, Cao J, Liu S, He N, Zhou Y, Liu H, Zhao J, Ye C, Du Z, Pan G, Zhao A, Shao H, Zeng W, Wu P, Li C, Pan M, Li J, Yin X, Li D, Wang J, Zheng H, Wang W, Zhang X, Li S, Yang H, Lu C, Nielsen R, Zhou Z, Wang J, Xiang Z, Wang J.
Science. 2009 Oct 16;326(5951):433-6. Epub 2009 Aug 27.

カイコガ(以下カイコ)は中国において野生のクワコ(写真:虫央堂さん)より選抜され、絹生産用に家畜化された蛾である。考古学的な研究により、養蚕の歴史は少なくとも5000年以上であることが明らかになっているが、家畜化の初期過程がどのように進んで行ったのかは明らかではない。養蚕は多地域で同時多発的に起こったのか、それとも一部の地域で始まりその後で広まったのだろうか。

上記論文では29系統のカイコ、及び11系統のクワコを材料にゲノムの比較を行い、家畜化の過程を検討した。その結果、カイコは野生のクワコとは明確に区別された。このことはカイコの起源が多地域でないことを示唆する(但し、クワコのサンプリング地点には偏りがある)。また、その遺伝的多様性はクワコよりは小さいものの、比較的大きなものであった。この結果は家畜化が比較的大きな個体数を用いて行われ、その後も多様性が維持されたことを示唆している。鱗翅目昆虫は比較的近親交配による悪影響が出やすいと聞く。小さな個体数を用いた試みは失敗に終わったのかもしれない。

家畜化に伴って選択された遺伝子についても今回の解析で明らかになった。絹生産に関わる遺伝子に加えて、ショウジョウバエで飛翔に関連していると考えられるparamyosinなどの遺伝子が明らかになった点は興味深く感じる。

今回解析された系統は化性や休眠性、体色などについても多様な筈で、詳細にデータを比較することで様々な形質に関連する遺伝子の候補が明らかになるだろう。使いようによっては宝の山なのではないだろうか。


←応援よろしくお願いします。
# by g-hop | 2009-11-13 19:13 | 昆虫関係論文 | Trackback | Comments(0)


はかりめ:穴子丼(白)



銀座の穴子専門店、「はかりめ」。

独りだったけど通されたのは2人用の個室。こういう空間は好き。

穴子丼は通常タイプの赤と変わり種の白がある。

上手く写真が撮れなかったのだけれど、白は出汁で炊いた穴子をご飯に載せ、鰹出汁の餡がかけてある。その上にはさらに揚げ海苔がトッピングされており、山葵と柚子胡椒が添えられている。

シンプルな組成だがこれが旨い。

穴子のふくよかな旨味に鰹の旨味が上品に寄り添い、揚げ海苔が香ばしさと共に磯の香りを加えさらに食感的なアクセントにもなっている。

ある程度食べ進んだら山葵と柚子胡椒を加えれば、最後まで飽きずに食べ進めることができる。





←応援宜しくお願いします。
# by g-hop | 2009-10-31 17:46 | のみくい | Trackback | Comments(2)


RASA:ビーフカレー



築地コンワビル地下のカレースタンド、RASA。



ビーフカレーは¥900。



安くはないけれど、カレーは真面目につくると結構材料費がかかるんで、ちゃんとしたカレーが市民権を得てきたというのは良いことだと思う。

肉以外のものは溶けている。液体と化した野菜たちのウマミを十分に感じるし、肉のコクが大変強いのが特徴的。感じとしてはビーフシチューとカレーの間といった風情。

肉も適度に歯ごたえを残したものがゴロゴロ入っていて満足。インドカレーと店には書いてあるけれど系統としては欧風。辛口とありましたが辛さに弱い私でも美味しく食べられた。

カレーポットで供される点もノスタルジックで良い感じ。水もきりっと冷えていてグラスには結露。こうでなければ。

ポークカリーとカツカリーが同じ価格だったり謎が多く残された店でもあるので(笑)、また訪れたい。

客層は渋めのサラリーマン中心。


←応援宜しくお願いします。
# by g-hop | 2009-10-31 17:36 | のみくい | Trackback | Comments(0)


肉ビール





衛生的にも気になるし、何よりもフレキシビリティに欠けると思うんだけど(笑)。


←フレキシブルにいきます。
# by g-hop | 2009-10-31 17:24 | のみくい | Trackback | Comments(0)


昆虫と放線菌の共生に関する総説



Actinobacteria as mutualists: general healthcare for insects?
Kaltenpoth M.
Trends Microbiol. 2009 Oct 21. [Epub ahead of print]

放線菌によって作られる抗生物質を利用するのは人だけではない。昆虫の中にも放線菌と共生することで抗生物質を利用し、身を守っているものがいる。上記のレビューでは放線菌を中心に、その他の細菌についても「共生と防御」という観点から概説を行っている。

放線菌に関してはこのブログでも度々取り上げてきたので改めてリンクしておこう。


触覚に放線菌を潜ませる狩蜂


キクイムシ:放線菌で共生真菌を保護

体中で放線菌を育てるアリ


←共生(笑)
# by g-hop | 2009-10-28 18:56 | 昆虫関係論文 | Trackback | Comments(0)


クモ:スパイダーマンのようではない?



「スパイダーマンが手から糸を出すのって変なんです。本当のクモは手(脚)から糸を出したりはしないんですよ」

って言う人に対して、「いやいや、最近になってタランチュラの一種が脚からシルクを出すのが発見されたんです」とかなんとか、飲み屋あたりで蘊蓄をたれたことのあるそこの貴方(笑)。

情報がアップデートされました。以後お気をつけください。



Silk production from tarantula feet questioned.

Pérez-Miles F, Panzera A, Ortiz-Villatoro D, Perdomo C.
Nature. 2009 Oct 22;461(7267):E9.

普通、クモは腹部にある糸疣から糸を出す。これに対し、以前のNatureに出された報告ではコスタリアンゼブラレッグタランチュラでは脚からも糸を出すことを報告していたわけだが、今回の報告では「腹部の糸疣を塞いだら糸のようなものは何も出せなくなった」ということを報告し、さらに脚の先端には糸を出せるような器官は見当たらず、以前の報告では感覚子を見誤った可能性について言及し、以前の研究に疑問を提示している。

これに対して、元の論文の著者であるGorbらは、脚由来の糸状の物質は間違いなく存在すること、昆虫においては脚のシルク生産器官の起源は感覚子であると考えられていることから、タランチュラにおいても同様の進化が起きている可能性に言及している。

要するに決着というわけにはいかないようなのだけれど、本当のところはどっちなんだろうなあ。


←知りたいのは真実。
# by g-hop | 2009-10-26 20:16 | 昆虫関係論文 | Trackback | Comments(0)


スペルミジンによる寿命延長



Induction of autophagy by spermidine promotes longevity.
Eisenberg T, Knauer H, Schauer A, Büttner S, Ruckenstuhl C, Carmona-Gutierrez D, Ring J, Schroeder S, Magnes C, Antonacci L, Fussi H, Deszcz L, Hartl R, Schraml E, Criollo A, Megalou E, Weiskopf D, Laun P, Heeren G, Breitenbach M, Grubeck-Loebenstein B, Herker E, Fahrenkrog B, Fröhlich KU, Sinner F, Tavernarakis N, Minois N, Kroemer G, Madeo F.
Nat Cell Biol. 2009 Oct 4. [Epub ahead of print]

スペルミジンはポリアミンの一種で加齢と共に減少する。上記論文ではまず酵母、線虫、キイロショウジョウバエ、ヒトの末梢血単核球の寿命がポリアミン投与によって延長することが示されている。

酵母ではスペルミジン合成能を持たない変異株は寿命が短縮したが、スペルミジン投与によりそのような表現型は救済された。変異型の酵母では活性酸素ストレスとネクローシスが増加していることが明らかとなった。

スペルミンジンの投与はヒストンH3のリジン残基の低アセチル化状態を誘導した。ヒストンの低アセチル化状態と寿命の延長との関連はこれまでにも示唆されている。

スペルミジンの投与は細胞の自食作用も促進した。自食作用とは細胞が飢餓にさらされたときに自らを分解して飢餓に耐える仕組みであるが、 細胞に感染した病原菌を分解する役割や、心不全や糖尿病を防ぐ役割があることも知られている。

なお、スペルミジンは納豆やチーズ、ヨーグルトのような発酵食品に多く含まれている。


# by g-hop | 2009-10-16 20:13 | その他論文 | Trackback | Comments(0)


イモムシの起源はカギムシ(笑)



Caterpillars evolved from onychophorans by hybridogenesis

シロハラクイナさんの生物学・科学に関する雑感より。笑うしかないなあ。仮説というよりは妄想だよね。タイトルに(笑)とかつけたのは初めてなんじゃないだろうか。


←こちらにも妄想ブログが沢山ありますよ。

# by g-hop | 2009-10-08 20:13 | 昆虫関係論文 | Trackback | Comments(2)

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